高山忠洋が首位発進！「本当はコソっといきたかった」

手首痛から復活した高山が単独首位発進（撮影：上山敬太）











＜コカ・コーラ東海クラシック　初日◇27日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)＞

　愛知県にある三好カントリー倶楽部を舞台に開幕した国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」初日。5バーディ・1ボギーの68をマークした高山忠洋が4アンダーで単独首位発進。1打差の2位タイには好調の金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)、貞方章男、平塚哲二の3選手がつけた。賞金ランク現在首位を走る藤田寛之はホストプロの深堀圭一郎、池田勇太、石川遼らと並んで1オーバー35位タイとなっている。

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　高山は10番ティからスタート。12番パー5でバーディを先行させるが、14番ではこの日唯一のボギーを叩いてしまう。しかし続く15番パー5で取り返すと、16番パー3ではティショットを3メートルにつけバーディ。後半に入っても2つのパー5できっちり伸ばし、首位に立った。

　高山は昨年は賞金ランキング2位に入るなど、活躍したが今季は開幕してから持病の左手首痛に悩まされ続けてきた。しかし、この日は4つのパー5ですべてバーディを奪取。「手の状態は大丈夫。気持ちだけは前を向いてやったことがナイスラウンドにつながった」と喜んだ。しかし、「本当はトップに立ちながらではなくコソっと行きたかったんですけどね。明日からも目立たず騒がず行きたい」と控えめにコメント。昨年大会では2位でフィニッシュと相性は悪くない。このまま左手首の痛みが出ずに、残り3日間プレーできるか。

遼、上がり3ホール連続バーディ締め！1オーバー35位タイ

上がりの3連続バーディで、良いイメージで2日目へ臨める（撮影：上山敬太）








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＜コカ・コーラ東海クラシック　初日◇27日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)＞

　愛知県にある三好カントリー倶楽部を舞台に開幕した国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」初日。この大会の09年覇者の石川遼は初日、5バーディ・6ボギーの1オーバーでホールアウトした。

　石川は出だし10番でティショットをラフに入れると、セカンドはグリーンに届かず花道へ。そこから寄らず入らずのボギー発進としてしまう。15番パー5ではバーディを奪取するが、16番、17番で連続ボギーとし2オーバーで折り返す。

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　後半に入っても1番でボギーが先行。2番パー5で取り返したものの、3番でスコアを落とすと、6番ではバンカーショットをミス。長いパーパットを決めきれず6つ目のボギー。このまま悪い流れを断ち切れずに終わってしまうかと思われたが、7番2メートルのバーディパットを決め、ここから息を吹き返す。8番のパー3では5番ウッドで1.5メートルにつけ、続く最終9番でも4メートルをねじ込み3連続バーディ締め。前半はショットもぶれ、パットも打ち切れなかったが、「7、8、9番ではいいパッティングができた」と明日につながる終わり方で初日を終えた。

　石川は首位と5打差の35位タイ。6打差以内に60選手がひしめく混戦となっており、「ずっとこの状況が続くと思います。明日、伸ばせればまだ優勝争いにからむことができる」と焦りはない。この日はティショットが左にそのまま真っすぐ出てしまうミスが出ていたが、「原因は分かっている」とラウンド後の練習で修正。最近では「スイングが良くなってきている。体もついてきたし、作れてきた」とさらに飛距離を伸ばせる手ごたえをつかんできている。このコースではフェアウェイキープが第一としながらも「飛距離も求めないとスイングが縮こまってしまう」と深いラフを恐れず、さらなる進化も目指す。

　思い切りのいいゴルフは、多くのファンを魅了した石川の持ち味。しかし、ここ最近は「コースでは縮こまってしまう印象」だったという石川。自らの殻を破り、久しぶりの栄冠を手にするためにも、明日は三好に真正面からぶつかっていく。

＜中間速報＞遼、2オーバーで後半へ！ キム・ヒョンソンが首位

＜コカ・コーラ東海クラシック　2日目◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)＞

　愛知県の三好カントリー倶楽部を舞台に開催されている国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。1オーバー35位タイからスタートしたホストプロの石川遼が前半のプレーを終了。2番で1メートルのパーパットを決め切れずボギーとすると、4番、6番もパットを決めきれず。ボギーが先行する苦しい立ち上がりに。それでも昨日3連続バーディのINコース上がり3ホールのうち、7番と9番でバーディを奪い、2オーバーで後半へ入った。

　現時点で首位は7ホールを消化し、トータル4アンダーとしたキム・ヒョンソン(韓国)。INコースからスタートした池田勇太も前半を終え、2オーバー39位タイグループとなっている。

＜速報＞遼、通算3オーバーでホールアウト

＜コカ・コーラ東海クラシック　2日目◇28日◇三好カントリー倶楽部 西コース(7,315ヤード・パー72)＞

　愛知県の三好カントリー倶楽部を舞台に開催されている国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」の2日目。1オーバー35位タイからスタートしたホストプロの石川遼は、前半を2オーバーで折り返す。約40分のインターバルを挟んで後半に入ると、スタートの10番、11番をとボギーが先行する苦しい展開に。

　それでも15番パー5で2オンに成功しバーディを奪うと、17番パー4でも2打目をピン左3メートルにつけバーディ。初日同様、終盤で調子を上げたかのように見えたが、最終18番の3打目、バンカーショットがピンを大きくオーバーしてしまいピンチを招く。スコアを落とすのは必至かと思われたが、執念で9メートルのパットをねじ込み、3オーバーで2日目を終えた。

　石川は現在30位タイ。トータル4アンダーでホールアウトした金亨成(キム・ヒョンソン)(韓国)が単独首位に立っている。